ドラッヘン
イェーガー
シリーズ



「ドラッヘンイェーガー RIDE the WHIRLWIND」
発行:2011.05.05
オンデマンド印刷 B5 28P
作:漣 夏海/挿絵:LOP
価格:400円
LOPさんのサークル「兎時計」にて発行されている漫画「ドラッヘンイェーガー」と世界観を同一とする、独立したお話です。
いにしえの契約により分けられた竜と人との境界が曖昧になってきた時代。辺境の地にて境界を侵す竜達を狩ることを生業とする者達がいた。
ひとは彼らを「竜狩り屋(ドラッヘン・イェーガー)」と呼んだ――。
魔法使いのミーティアは、竜が起こした災害のせいで職を失い、傷心の旅に出ていた。
しかし気弱な性格と運の悪さが災いして、旅先でもトラブルに巻き込まれてしまう。
そんなときに出会った乱暴者の少女・メルセデスに、助ける代わりに自分と一緒に竜を狩るための竜猟機(イェーガー)に乗ってくれと頼まれるが……。


人狼
夜話
シリーズ



人狼夜話 「初雪」
初版発行:2001.2
オフセット版 A5 80P
作:漣 夏海/挿絵:銛 鯱丸
価格:300円
人狼夜話「蛍狩」のプレストーリー。
何者かの襲撃によって滅ぼされた、人狼族の少女・穂薙(ほなぎ)は、兄の速斗(はやと)とともに、復讐の旅をしている。
「半端者」ゆえにちからを思ったように発揮できず、いつも速斗に助けられてばかりいる自分に、深い憤りと焦りを感じていた。
そんなある日、敵の襲撃を受け……。
「蛍狩」の半年ほど前のできごと。穂薙がもっとも大切に思っている「兄」との物語です。


人狼夜話 「茜雲」
初版発行:2001.9
オフセット版 A5 94P
作:漣 夏海/挿絵:銛 鯱丸
価格:300円
人狼夜話「蛍狩」のプレストーリー。
人狼夜話「初雪」の数か月後のお話。
山奥にある、ごく平凡な村に暮らす少年・九郎(くろう)はいつしか侍になることを夢見ている。
数か月前に初雪の降った夜――この辺りの土地には珍しく、狼の遠吠えが聞こえてきた夜、村にある慈広寺の和尚が山奥で一人の娘を見つけてきた。
穂薙、というその娘は、笑うことも喋ることもなく、いつも人形のようにぼんやりとしている。
穂薙はいつも夕刻になると村外れにある夕焼けがきれいに見える丘にいる。そこで何をするでもなく、ただ茜雲を眺めているだけ。
そんな穂薙との触れあいの中で、九郎はひとつの哀しみを知ることになる――。
「蛍狩」の数ヶ月前。深く傷ついた穂薙が立ち上がるまでの物語です。


人狼夜話「蛍狩」上巻
発行:2002.09
オフセット A5 80P
作:漣 夏海/挿絵:銛 鯱丸
価格:500円
なつみかん初のオフセットカラー表紙本。
漣夏海のサイト「なつみかん。」に掲載されたものを少々校正し、序章「蛍籠」〜第二章「夏色」まで収録しました。
慈広寺を出てより、ハヤトとふたりきりで旅を続ける穂薙は森の中でひとりの少年、月丸に出会う。
ひょんな事から彼と共にしばらく暮らすことになり、少しずつ心を通わせてゆく。
だが二人の間には、彼ら自身も知らない、哀しい因縁が横たわっていた――。


人狼夜話「蛍狩」下巻
発行:2003.05
オフセット A5 104P
作:漣 夏海/挿絵:銛 鯱丸
価格:600円
漣夏海のサイト「なつみかん。」に掲載されたものを少々校正し、第三章「蛍狩」・終章「更夜」まで収録しました。
蛍祭りに繰り出した二人は、ともに生きたいと願い、運命と戦う決意をする。
……互いの正体を知らないままに。
少しずつ近づく何者かの陰謀が、ふたりの間に影を落としてゆく。
人狼夜話シリーズ第一部、ついに完結。


蒼月
伝奇
シリーズ



蒼月伝奇 「風よりも、疾く。」
初版発行:2000.9
オフセット A5 44P
作:漣 夏海/表紙(挿絵無し):銛 鯱丸
(コピー誌版挿絵:空 柚宇)
価格:300円
ユエは狩りの途中に逗留したとある屋敷で出会った少女・葵と心を通わせている。
かつて蒼夜によって首に刻まれた「傷」のことも忘れかけていた。だが蒼夜の手は確実に迫ってきていて――。
中編。漣夏海のサイト「なつみかん。」にあるものとほぼ同じですが、多少の加筆訂正をしてあります。
オフセット版は表紙のみ銛鯱丸さまのイラスト有り。挿絵はありません。


蒼月伝奇II「Do You Love Me?」
初版発行:2001.2
オフセット A5 46P
作:漣 夏海/挿絵:銛 鯱丸
価格:300円
現在漣夏海のサイト「なつみかん。」にUPされている掌編ふたつ(Calm time・Passing Morment)に加え、書き下ろし(ユエ編・蒼夜編各一本ずつ。Webへの収録予定はありません)を収録の短編集です。
ユエを求めて殺戮に明け暮れる中、突然子猫と過ごす羽目に陥る蒼夜。
仲良しの子猫、そして少年と仮初の穏やかなる日々を過ごしているユエ。
ふたりが「日常」の中で見いだしたもの、それは……。


蒼月伝奇III 「RING」
初版発行:2002.2
オフセット A5 58P
作:漣 夏海/挿絵:銛 鯱丸
価格:300円
漣夏海のサイト「なつみかん。」に掲載されたものを少々校正して収録しました。
気まぐれにひとの世界を見てみようと思った蒼夜。
美晴と共に暮らすうちに少しずつ、今まで気づきもしなかったことを知ってゆくことになった。
だが少しずつ強くなってくる吸血衝動、そして美晴につきまとう昔の男の影が、蒼夜を失調させて……。


蒼月伝奇IV 「Distortion」
発行:2003.11
オフセット A5 64P
作:漣 夏海/挿絵:銛 鯱丸
価格:300円
「Loveless」と「歪んだ月」を少々校正して収録しました。
とある教会での戦いを終えたユエ。そしてそんなユエをひっそりと見守っていた蒼夜。彼らの胸にふいにこみ上げてきた想いとは……。(Loveless)
大地との、つかの間の生活を戸惑いながらも楽しむユエ。だが戦いの予兆、そして大地との間に横たわる見えない溝が、いつしかユエの中に影を落とす。
そして「謎の連続大量殺人事件」を追っている刑事が、ユエの存在に気づき始め……。(歪んだ月)







「音のない鎮魂歌(レクイエム)」
発行:2002.08
オフセット A5 28P
作:漣 夏海/挿絵:銛 鯱丸
価格:200円
漣夏海のサイト「なつみかん。」に掲載されたものを少々校正。
なつみかん初の最初からオフセット発行本。表紙は黒紙に銀インクで印刷されております。
見開きの挿絵など、装丁・構成にも凝りました。
ネオゴシックSF短編。
「おわりを、ください――いのちのおわりを、ください」
名前も、寿命も、生きる意味も……自分のためのものは何一つ持たない『人形(ホムンクルス)』である少女は、空虚に日々を過ごしていた。ある朝、ヴァイオリンで不思議な旋律を奏でる少年と出会う。だが、少年は不吉な機械の翼を持っていた……。


鳳凰綺譚 「暁の娘」 (絶版)
初版発行:2001.5
和綴じコピー誌 A5 38P
作:漣 夏海/デザインワークス:銛 鯱丸
価格:200円
なんと、和綴本です(挿し絵なし)!
漣夏海のサイト「なつみかん。」にUPしてある本編に、少々加筆訂正してあります。デザインに力を入れました。
完売につき、現在は絶版です。
ある山深い里に、紅い瞳を持つ美しい娘が訪れた。
その身にある秘密を保った「世捨て人」の若者を訪ねるために。
だが娘の背後には追っ手が迫っていた……。



なつみかん。トップへ


作品紹介トップページへ戻る

トップページへ戻る